余話徒然

余話を徒然に書いていくブログ。本についての感想の「読書徒然」などをメインに。

【読書徒然】 vol.13 ヴァージン~僕は世界を変えていく~ リチャード・ブランソン

今年後半のニュースでの驚きのニュースは、やはり、カルロス・ゴーン逮捕のニュースだろう。 一時期、経営者自身による自伝的な本を好んで読んでいた頃があったが、「ルネッサンス ― 再生への挑戦」などカルロス・ゴーンの本には縁がなかった。また、機会を…

11月27日 60年前の今日

60年前の今日 11月27日は、今の天皇陛下と皇后陛下のご婚約が発表された日だそうだ。 今年は天皇陛下になられてから30年。 ご婚約になられてから60年と、本当に節目の年だったんですね。

【読書徒然】vol. 12 クリスマスに何も予定がなければ、「 クリスマスのフロスト/R.D.ウィングフィールド」

まだ、11月半ばを少しばかり過ぎたぐらいだが、クリスマスソングを耳にするようになってきた。 年々、クリスマス商戦というものが早まってきているということを実感するのだが、自分ぐらいの年齢になると、クリスマス商戦もあまり関係がない。 ということで…

【読書徒然】 vol.11 キャッシュレス、仮想通貨の時代に再読したい「男子の本懐/城山三郎」

キャッシュレス決済や仮想通貨などの浸透により、お金というものの概念が急速に変わりつつある。政府もキャッシュレス主流の世の中への転換を図るべく、消費税UPのこの機に、あの手この手を使ってというニュースを目にするようになってきた。自分の場合はま…

久しぶりのトミーとマツ

テレビをザッピングしていたら、松崎しげると国広富之が旅番組にチャンネルが合った。 「おっ!トミーとマツじゃないか」 と、意識がタイムスリップしてしまった。 「噂の刑事トミーとマツ」という刑事ドラマで、国広富之扮する刑事トミーと松崎しげる扮する…

【エコ徒然】vol.2 ポール・マッカートニーが気候変動を信じる理由を語る。

nme-jp.com ポール・マッカートニーのようなスーパースターが気候変動の問題に対して語ってくれるのは、世の中の関心を維持していくためにも非常に意義のあることだ。

【読書徒然】 Vol.10 帯のキャッチで手に取った 北氷洋

多くの人もそうなんだろうと思うが、帯のキャッチが本選びの要素になる時がある。特に、初めて読む作家の時はそうだ。今回の本もそういうきっかけで手にとった一冊で、キャッチのとおり、非常に面白かった。 その帯のキャッチはこうだ。 本年度 海外エンタメ…

【エコ徒然】Vol.1 今年のノーベル経済学賞と温暖化問題

今年のノーベル経済学賞は「気候変動と経済の関係分析」への貢献ということで米イェール大のウィリアム・ノードハウス教授と、米ニューヨーク大のポール・ローマー教授に贈られるということが決まったようだ。 今から10年ほど前だろうか、地球温暖化問題が一…

10月1日 100年前の今日

100年前の今日 1918年10月1日 森永ミルクチョコレートが発売。

【読書徒然】 vol.9 クールな筆致とダークなユーモアのヒットマン「インターンズ・ハンドブック/シェイン・クーン」

{ "@context" : "http://schema.org", "@type" : "Book", "name" : "インターンズ・ハンドブック", "author" : { "@type" : "Person", "name" : "シェイン・クーン" } } 子どものころから暗殺者として育てられ、企業のトップを暗殺する凄腕の殺し屋にまでな…

ピカソの版画展

京都伊勢丹内の美術館「えき」~でピカソの版画展が開催されていた。2018年10月8日まで開かれているらしい。展示されていたのは、フランス国立図書館所蔵の作品で、ピカソは生涯、2,000点近くの版画作品を制作したらしい。版画展だということもあり、ピカソ…

月は落ちてこないのか

中秋の名月なので月の話題。 米中間で月の開発競争が起こりつつあるニュースに触れることがある。 米中が主導するのか、あるいは国際的な月管理の枠組みが決まって国際管理になるのかは別にして、近い将来あるいは遠い将来、月資源が地球に運び込まれるよう…

【読書徒然】vol.8 今年を振り返るにはまだ早いかしれないが 「幻魔大戦/平井和正」

いよいよ平成が終わりに近づき、今年を振り返ると、例年に比べ、何かの変わり目という感じのニュースが多かったように感じられる。台風、大雨にしても異常気象ともいえるようなもので、地球温暖化の進行がいよいよ大きな影響を伴いものになってきたか?と思…

9月15日 10年前の今日

2008年9月15日 10年前の今日、アメリカの投資銀行大手リーマン・ブラザーズが破綻。いわゆるリーマンショックの日。 yowa-trdr.hatenablog.com

【読書徒然】vol.7 リーマンショックから10年、振り返りに最適な・・・「世紀の空売り/マイケル・ルイス」

アメリカの大手投資銀行、リーマン・ブラザーズが破綻した、いわゆるリーマンショックから明日9月15日で10年ということで、この何日かは新聞でも、その振り返り記事が掲載されている。実際、「もう10年たったのか」というのが率直な感想だ。 当時、破綻に関…

バート・レイノルズの訃報記事を読んで

昨日の夕刊の訃報の欄で、アメリカの映画俳優、バート・レイノルズが亡くなったという記事を見た。その記事にもあった出演映画の「キャノンボール」はまさに娯楽映画という映画だった。アメリカを横断するカーレースなのだが、お祭り騒ぎという内容の映画で…

こんな本を・・・

当ブログ内でいずれ、紹介していきたい本 永遠の0、ゴールデンスランバー、国家の罠、シンパサイザー、水滸伝(北方謙三版)、夏への扉、博士の愛した数式、日輪の遺産、蠅の王、遥かなるセントラルパーク、フェルマーの最終定理、船乗りクプクプの冒険、ほ…

【読書徒然】vol.6 こんにちは火星人「人間そっくり/安倍公房」

1か月ほど前の7月31日の火星の最接近から1か月経ったが、9月上旬ごろまではまだ、マイナス2等級ほどの非常に見やすい明るさで火星を見る事ができるそうだ。 その火星の話題で、先日は「火星の人」というSF小説についてのコメントをこのブログで書いたが、…

9月1日 50年前の今日

50年前の今日、1968年9月1日、タカラが「人生ゲーム」を発売した日だそうだ。 今思えば、このゲームがなければ、この何年も後にでてくるロールプレイングゲームなども発想が生まれてこなかったのかもしれない。 「すごろく」が「人生ゲーム」に進化し、「人…

【読書徒然】vol.5 台風・豪雨・高温 今年の異常気象を振り返るときに 「不都合な真実/アル・ゴア」

2018年の気候は異常だっと記憶されることになるだろう。 異常なコースをたどる台風。 中国地方を襲った異常な豪雨。 40度以上の日が続く異常高温の夏。 年々、異常気象を実感することは多くなっているが、今年は、その異常気象が極端に現れている。この異…

8月25日 60年前の今日

すぐおいし~、すごくおいし~ 60年前の今日、8月25日 日清食品より世界初の即席ラーメンである「チキンラーメン」が発売が開始された日だそうだ。

次回、西郷どんは薩長同盟

西郷どん、次回予告では薩長同盟のようだ。 つい先日、本ブログ内でも書いたが、個人的に桂小五郎が好きなので、その場面でどのように描かれているかが興味深い。 yowa-trdr.hatenablog.com

【読書徒然】vol.4 明日に向かって撃てのブッチとサンダンスはどうなったのか?「パタゴニア/ブルース・チャトウィン

先日、ロバート・レッドフォードが映画俳優を引退するというニュースを見た。 そのニュースでは、ポール・ニューマンとの交流エピソードなどが紹介されていたが、昔テレビで見た、ポール・ニューマンとの共演作品である「スティング」「明日に向かって撃て」…

【読書徒然】vol.3 桂小五郎。多くの時代小説では主人公の引き立て役だが・・「花神/司馬遼太郎」

維新の時代の登場人物で人気は、どうしても、坂本龍馬 西郷隆盛 高杉晋作 新選組に人気が集中する。 特に「竜馬がゆく」を始め、司馬遼太郎作品がそうした維新登場人物の人気に大きな影響を与えているのだろうと思うが、そのためか桂小五郎(木戸孝允)の人…

金曜ロードショー 「オデッセイ」は  

火星の15年ぶりの大接近ということで、先日、「火星の人」という本についてブログで紹介したばかりだが、その映画化作品「オデッセイ」が昨日テレビ「金曜ロードショー」で放映されていたので改めて見た。 いい映画であることは間違いない。 いい映画なのに…

【読書徒然】vol.2 火星舞台の最高の小説の一つでは?「火星の人/アンディー・ウィアー」 

火星が15年ぶりに大接近するニュースを見て、この本のことがすぐに頭に浮かんだ。 「火星の人」 SFの超傑作である。 この作品、作者、アンディー・ウィアーが、WEB上にこの作品を発表していたのが、あれよあれよという間に評判になり、書籍化に至った…

【読書徒然】vol.1 ピカソ作品題材のミステリの傑作。「暗幕のゲルニカ/原田マハ」

原田マハの「暗幕のゲルニカ 」の文庫が書店で並んでいたので、買った。 傑作である。 これまで 原田マハの作品は「 楽園のカンヴァス 」を読んで(これも傑作)、他の作品も気になっていたのだが、アートを舞台にした「楽園の~~」があまりにもよかったので…

アイボ ペットのストレス治す?

ソニーによる犬とアイボの共生実験の記事が注目を引いた。 その記事によると、アイボと共に暮らした犬たちは、アイボのことを「生き物」として認識し、仲間として心を許すまでになるそうだ。 「アイボとの共生により 犬のストレスも軽減されていく可能性があ…