読書徒然
今年後半のニュースでの驚きのニュースは、やはり、カルロス・ゴーン逮捕のニュースだろう。 一時期、経営者自身による自伝的な本を好んで読んでいた頃があったが、「ルネッサンス ― 再生への挑戦」などカルロス・ゴーンの本には縁がなかった。また、機会を…
まだ、11月半ばを少しばかり過ぎたぐらいだが、クリスマスソングを耳にするようになってきた。 年々、クリスマス商戦というものが早まってきているということを実感するのだが、自分ぐらいの年齢になると、クリスマス商戦もあまり関係がない。 ということで…
キャッシュレス決済や仮想通貨などの浸透により、お金というものの概念が急速に変わりつつある。政府もキャッシュレス主流の世の中への転換を図るべく、消費税UPのこの機に、あの手この手を使ってというニュースを目にするようになってきた。自分の場合はま…
多くの人もそうなんだろうと思うが、帯のキャッチが本選びの要素になる時がある。特に、初めて読む作家の時はそうだ。今回の本もそういうきっかけで手にとった一冊で、キャッチのとおり、非常に面白かった。 その帯のキャッチはこうだ。 本年度 海外エンタメ…
{ "@context" : "http://schema.org", "@type" : "Book", "name" : "インターンズ・ハンドブック", "author" : { "@type" : "Person", "name" : "シェイン・クーン" } } 子どものころから暗殺者として育てられ、企業のトップを暗殺する凄腕の殺し屋にまでな…
いよいよ平成が終わりに近づき、今年を振り返ると、例年に比べ、何かの変わり目という感じのニュースが多かったように感じられる。台風、大雨にしても異常気象ともいえるようなもので、地球温暖化の進行がいよいよ大きな影響を伴いものになってきたか?と思…
アメリカの大手投資銀行、リーマン・ブラザーズが破綻した、いわゆるリーマンショックから明日9月15日で10年ということで、この何日かは新聞でも、その振り返り記事が掲載されている。実際、「もう10年たったのか」というのが率直な感想だ。 当時、破綻に関…
1か月ほど前の7月31日の火星の最接近から1か月経ったが、9月上旬ごろまではまだ、マイナス2等級ほどの非常に見やすい明るさで火星を見る事ができるそうだ。 その火星の話題で、先日は「火星の人」というSF小説についてのコメントをこのブログで書いたが、…
2018年の気候は異常だっと記憶されることになるだろう。 異常なコースをたどる台風。 中国地方を襲った異常な豪雨。 40度以上の日が続く異常高温の夏。 年々、異常気象を実感することは多くなっているが、今年は、その異常気象が極端に現れている。この異…
先日、ロバート・レッドフォードが映画俳優を引退するというニュースを見た。 そのニュースでは、ポール・ニューマンとの交流エピソードなどが紹介されていたが、昔テレビで見た、ポール・ニューマンとの共演作品である「スティング」「明日に向かって撃て」…
維新の時代の登場人物で人気は、どうしても、坂本龍馬 西郷隆盛 高杉晋作 新選組に人気が集中する。 特に「竜馬がゆく」を始め、司馬遼太郎作品がそうした維新登場人物の人気に大きな影響を与えているのだろうと思うが、そのためか桂小五郎(木戸孝允)の人…
火星が15年ぶりに大接近するニュースを見て、この本のことがすぐに頭に浮かんだ。 「火星の人」 SFの超傑作である。 この作品、作者、アンディー・ウィアーが、WEB上にこの作品を発表していたのが、あれよあれよという間に評判になり、書籍化に至った…
原田マハの「暗幕のゲルニカ 」の文庫が書店で並んでいたので、買った。 傑作である。 これまで 原田マハの作品は「 楽園のカンヴァス 」を読んで(これも傑作)、他の作品も気になっていたのだが、アートを舞台にした「楽園の~~」があまりにもよかったので…